暫存

The Back Horn( 爆轟樂團 ) 暫存歌詞
1.青空

作詞:THE BACK HORN
作曲:THE BACK HORN

綺麗に咲けない僕らは
あぁ 行き場を無くしたまま

青さはあまりに無力で
ただ儚く燃えてる熱

小さな星の下で 立ち尽くしていた
想いが負けぬように 大きく手を振った
「行こう」

あの夏 僕らが飛ばした
紙飛行機 今 頭上を超えてく

さよなら愛しい日々よ 風が吹き抜けた
途切れた夢の続き 飛べるはずさ 今

青白きその掌の
空白を 愛せ 愛せ

さよなら愛しい日々よ 風が吹き抜けた
小さな星の下で 立ち尽くしていた
想いが負けぬように 大きく手を振って
「行こう 今」


2.何処へ行く

作詞:THE BACK HORN
作曲:THE BACK HORN

何処へ行く 青く咲き野道を遠く離れて
何も変わらねえよ 全て変わってゆく 歌いながら

薄明かり 虫の音が聴こえる 幼き夜に
孤独なふりをすんな でも孤独をかみしめろ そう歌ってた

ふみよむ月日俺に言った
「生きる訳など考えずただ愛せ」振り返ることなく

夏のかほり消えるだろ 落陽の彼方に
何も分らねえ分らぬまま からから鳴きぬれる

そして今 飛ぶ鳥を見上げる危うき心
何処を彷徨っている 何も見えぬまま 途方に暮れる

ふみよむ月日俺に言った
「生きる訳など考えずただ愛せ」振り返ることなく

ちぎれながら落ちてゆく 呼ぶ声の彼方に
むせかえる息もできぬほどに 夕闇立ち籠める

心はぐれては かすむ道
ただ愛せ 振り返ることなく

夏のかほり消えるだろ 落陽の彼方に
何も分らねえ分らぬまま からから鳴きぬれる


3.ガーデン

作詞:THE BACK HORN
作曲:THE BACK HORN

永遠の愛なんて欲しくない 悲しみに咲く花がいい

命は皆 愛という知恵の輪 ここで眠れ永遠に
争いなど季節に咲き誇る バラの赤さえ奪えない平和な夢の中で

誰もが等しく抱き合い 口づけを交わしてる
永遠の愛が降り注ぐ場所 死んだように微笑んでいる

平和は夢の墓場 幸せな廃墟 汚れたあの世界へ帰ろう
永遠の愛なんて欲しくない 美しくなくてもいい

愛されたくて傷つけてしまうような
悲しみに咲く花がいい


4.晩秋

作詞:THE BACK HORN
作曲:THE BACK HORN

乱れた後の空しさ
まるでそんな感じ
すべてが遠くぼやけて見える
僕らは泣き叫ぶ
この儚さゆえに
感情すらもなくなるくらい

晩秋の夕焼けにひと吹き
切なさに揺れた コスモス

恋だとか愛だとか言う前に
この空を見上げなさい
なぁ ちっぽけだろう
君の悩みなんてそんなもんさ

果てしなく続く道
無我無中の旅
自画自賛でひたすら走れ
明日は光り輝く
照れ笑いも隠さず
黄金の夜を両手にかかえ

雨だれのベランダにひと雫
おぼろ月が涙に濡れた

嘘だとか本当だとか言う前に
この空を見上げなさい
なぁどうでもいいだろう
僕らの夢なんてこの程度さ

不思議な世界だ
甘く辛いチョコレートか
なんてセンチメンタルだ
いても立ってもいられない


5.フラッシュバック

作詞:菅波栄純
作曲:THE BACK HORN

地球の空気を全部 奪い去る神の愛
ハレー彗星の影に怯えて泣いてるモグラ

形の無いものだけを信じて生きてゆきたい
甘い絶望が濡れる暗い暗い土の中

ナイフを持って儀式を始めよう

光の無い世界で
心の無い世界で
痛みの無い世界で慰めてGood night

フラッシュバックみたいに甦る君のEye
時計の針を戻して また旅に出かけようよ

生まれる前の初めての記憶

光照らす世界へ
心揺れる世界へ
痛み癒えぬ世界へ帰ろうよGood-bye

地上には今日もサルの洪水さ
死にぞこないたちのパレードは続くよ

光の無い世界で
僕の穴を拡げて
奥へ奥へ入って助けてよ 今

光の無い世界で
君の穴に触って
奥へ奥へ入って助けるよ きっと

帰ろうよGood-bye


6.ハッピーエンドに憧れて

作詞:菅波栄純
作曲:THE BACK HORN

ブルーな人生の主役も楽じゃない
皆が望んでいる自分に為りきって笑う
便所がオアシスさタバコ一本分
いつでも幻のアンコールが鳴り止まない

さあ!さあ!骨身曝しておぼろげ
誰か理解ってくれないか?

こんがらがってる日々のように聳え立つ部屋はゴミ屋敷
人生をリセットする程の覚悟で片付ける
ずっと後回しにしてきたちっぽけな事が重なって
雪崩を起こして生き埋めさ独りぼっちで

ブルーな人生の脇役も楽じゃない
黙って愚痴を聞き誰かの心配ばかり
ピンスポット夢に見るタバコ一本分
メガネを外したら美人なんてオチも無くて

さあ!さあ!百歩譲って生ゴミ
誰か代わってくれないか?

死にたがりなんて罰当たり悪臭を放つ死にぞこない
頭に被ったゴミ袋どうして生きてるの?
五体満足を持て余し腐ってく心カビだらけ
僕ら気が付けば逆ゾンビ虚ろな骸

この世界中に響けこの歌よ!
ドラマチックには生きられない君と僕の歌

ハッピーエンドの物語アリエナイなんて捻くれて
きっと誰よりも信じてた心の奥の方
ハッピーエンドに憧れて閉め切ったカーテン開けたなら
割と陽の当たるこの部屋を黙々とただ片付けてゆく


7.番茶に梅干し

作詞:菅波栄純
作曲:THE BACK HORN

何にも始まらなかった歴史のスキマの一日
少し暑くて長かったそんな今日が終わってく

駅前アコーディオンを弾き語るジジイの音色
懐かしくて辛くなって家路を急いだんだ

蛇腹をめくるような毎日を誰もが過ごしているさって
自分に言い聞かせても何故か辛いのは自分だけだって気がする

帰る場所はいつもの薄暗いあの部屋さ 独り
産まれた町を離れて生きたい生きたいって
気が付けばいつも自分のことだけ考えてる

番茶に梅干し潰して飲んだらウマいんだぜ本当に
疲れ果てて眠る頃夜が包んでくれる

純粋なことに心惹かれてもキレイなだけじゃ役立たずさ
罪のないのは青ばかりだろう 空の青 海の青 青い春

帰る場所はいつもの薄暗いあの部屋さ 独り
産まれた町を離れて生きたい生きたいって
気が付けばいつも自分のことだけ考えてる

番茶に梅干しみたいな夕焼けが潰れて消えた
タネもしかけもありませんそれではまた明日。


8.共鳴

作詞:菅波栄純
作曲:THE BACK HORN

世界は砕け散って深い闇に飲まれて
誰もが不完全な二つと無い魂

繋ぐように強く強く抱いて

銀河の星のかけら誰の為に輝く
誰もが未完成な「生きる意味」を探して

願うように強く強く響く

※共鳴が今夜 証明を鳴らす
透明な孤独さえ抱きしめて
凶暴な太陽 獰猛な愛を
衝動が繋ぐだろう 俺達を※

(※くり返し×2)


9.アポトーシス

作詞:菅波栄純
作曲:THE BACK HORN

鼓動が響いた夕闇の中
震える君は弱い陽炎

淋しい気持ちが僕らを繋ぐ
砂利屑のような星が輝くけれど

君のため何が出来る 今汚れたこの両手で
何もかも不埒なほどに夢見る力をくれ

涙が溢れた 意味も持たずに
この感情は誰のものだろう

窒息しそうな正しい街で
温もりさえも いつか忘れてしまう

風の中 居場所もなく ただ寄り添い咲いた僕ら
希望さえ失くしたままで何処まで行けるのだろう

君のため歌よ響け 今すべてを壊してくれ
いつの日か自分をそっと許せる日が来るように

そして今動き出す 季節に別れ告げて
そして今この胸に夢見る力をくれ


10.異国の空

作詞:THE BACK HORN
作曲:THE BACK HORN

ライオンの髪の毛
振りほどく赤星
地平線に沈んでゆく

暗黙の夜を駆ける
月を喰らう黒いネズミ
異国の空 僕は一人

孤独を刻む
足跡を消す 砂の風

歩く影像が闇に溶けこんでく
何を信じれば朝は来るだろう

「真実を見たいのなら
その目玉を潰せばいい」
盲目の浮浪者は言う

片足の無い少年
感傷 引き金をひく

鐘が鳴っていた
ひどく晴れた日に
猫は産声の様な声で泣いた

夜明け前
心臓の音 聞いていた

何度も何度も
心切り裂いて
確かめていたんだ
揺れる命を

太陽が生まれる
闇を赤く染めて

答えを待っている
異国の空の下


11.カラス

作詞:THE BACK HORN
作曲:THE BACK HORN

その男やらしくて ワイフの体中に
赤く描いては涎を垂らす
俺がいる事を知っているのに

言えないよ 紅におびえてる

その男 ×××だったはず
×××だったはずなのに やらしくて

その女やらしくて 俺の首しめては体を
ねじまげて涙を流す 垂れた頭はひしゃげてく
知らなかった闇の中 子供は入っちゃいけない

言えないよ 紅におびえてる

その男 ×××だったはず
×××だったはずなのに やらしくて

意味もなく血塗で 誠実ゆえに救われぬ


12.カラビンカ

作詞:菅波栄純
作曲:THE BACK HORN

カラビンカ 雨の中舞い踊れ
カラビンカ 鮮やかに舞い踊れ

真実は手の中 現実は眼の中
カラビンカ 雨の中舞い踊れ

隠された宝の山 美しく咲き誇る花
聖なる杯を交わし 紫の煙を吐いて

カラビンカ 死を想い舞い踊れ
カラビンカ 鮮やかに舞い踊れ

真実は手の中 現実は眼の中
カラビンカ 死を想い舞い踊れ

極彩色の曼荼羅 空虚なる現実の闇
螺旋状に続くカルマ 其処を転げ落ちる達磨

渦巻く金色の空 手の平 刻まれた性
揺蕩う煙を吐いて 桃色 染まる桃源郷

光の指す方向へ 命の咲く頂上へ
広がる魂の地図 光の示す方向へ

渦巻く金色の空 手の平 刻まれた性
揺蕩う煙を吐いて 桃色 染まる桃源郷


13.サイレン

作詞:THE BACK HORN
作曲:THE BACK HORN

世界に牙を突き立てるような
狼に憧れてる

退屈な街 抜け出した夜
何か変わると信じた

野良犬の様な俺達の日々は
死にたくなるほど自由さ

今夜心臓のオーケストラさ
滅茶苦茶にタクトを振って

駆け抜けてゆけ 何にも媚びるな
世界さえ変える笑顔で

退屈な街 抜け出した夜
行く場所なんて無かった

野良犬の様な俺達の日々は
死にたくなるほど自由さ

駆け抜けてゆけ 何にも媚びるな
世界さえ変える笑顔で

夜明け前 手をかざしたら
真実が 透けて見えた


14.サーカス

作詞:THE BACK HORN
作曲:THE BACK HORN

赤い砂漠をゆく 月の旅人よ
汝 夢を見ん されば光有らん
生き長らえたろう 花弁数えて
そう 全ては嘘 蝋で出来た面

星影 我を憂いては 青白く揺れる
今宵は誰慰みて
笑うサーカス

漂う箱舟の行き着く先は?
闇知らぬ者は光もしかり
真実はいらぬ 夜をもっとくれ
黄泉の国は近い 貴様の影に在る

我は何処だと命の灯 青白く燃やせ
魂まで捨てるなら眠ればいい

我は何処だと命の灯 青白く燃やせ
魂まで捨てるなら眠ればいい

風の音を聴いている 悟ったわけではなく
立ち尽くしているだけ
馬鹿者の言い訳 寄せては返す
今日も又 後悔に落つ
一人貝になる
あがけど変わらぬ日を背負う我を
笑うサーカス


15.思春歌

作詞:THE BACK HORN
作曲:THE BACK HORN

思い出してた この街に来た頃
夢だけ食ってれば生きていけた日々を

TVのニュース 大人が嘆いてた
近頃若者の犯罪が多いと

俺は知ってた 大人達は
嫉妬してる 凶暴な若さに

あの頃は怖いものなんて無くて
だけど退屈が俺等を狂わせた

手紙が来たよ がらんとした部屋で
親父の思い出と暮らす母ちゃんから

わかってただろう 潮時だろう
出来ればまだ子供のままいたかった

歌おうぜ あの夜みたいに
空のフロアー睨みつけかき鳴らしたギター

世界を憎んで大人を憎んで
未来なんて言葉さえも知らずに生きてゆけた

歌おうぜ あの夜みたいに
空のフロアー睨みつけかき鳴らしたギター

歌い続けよう 忘れないように
声が枯れて掠れても聞こえる歌がある

声が枯れて掠れても聞こえる歌がある


16.白い日記帳

作詞:松田晋二
作曲:THE BACK HORN

この恋が燃え尽きて流星に変わるまで
そばにいて微笑んで 狂い咲くほどに
止まらない日々の中知らぬ間に泳いでく
君とただたわむれるタンポポのように

花開く全ての優しさを抱いて
降り止まぬ全ての後悔を抱いて
走り去ってゆく 僕だけ残して
伸ばしたこの手に 雨

書きかけのままの白い日記帳
想いがこぼれて滲んだページ
春の面影は陽だまりの匂い
風に揺れているタンポポの想い出

丸い窓 君の影 見つめてる いつまでも
愛しくて憎らしい 誰にも渡さない
錆び付いた夜の中傷付いた指を咬む
埋まらない空白を溜息で染めて

壊れそうな瞳がけがされる前に
しなやかな身体が枯れ果てる前に
この時を止めて永遠になろう
隠したこの手に 愛

僕は風になり君は蝶になる
大空に描くパステルカラー
虹の彼方まで続く花畑
風に揺れているタンポポの想い出

花開く全ての優しさを抱いて
降り止まぬ全ての後悔を抱いて
溺れそうなほどの幸せの果てで
掴んだこの手に 赤

書きかけのままの白い日記帳
血で染まってゆく最後のページ
罪も罰もない二人の世界で
風に揺れているタンポポの想い出

この恋が燃え尽きて流星に変わるまで
そばにいて 微笑んで 狂い咲くほどに


17.新世界

作詞:THE BACK HORN
作曲:THE BACK HORN

世界の果てで俺は疲れて座り込んだ
裏切りや嫉妬や生活を見てみぬ振りして
暮れてゆく世界の麻薬のような匂いで
頭が冴えている俺は煙草に火を灯した

※そしてまた唾を吐いて歩き出す
自分と世界のバランスとる
はぐれ雲がついてくる
どうしようもねえ俺の後を※

超えられぬ壁があり 変わらぬ人の心
「でもどうにかなる」 なんて言葉
言う奴は死んでくれ

超えられぬ壁はある でも超えられる壁もある
「それだけでいいじゃねえか」なんて
見下す奴に言った

燃え上がる太陽に背を向けたまま
ふらふらと歌ったあの日から
忘れることなんてねえ
この世に生まれた俺の意味を

世界の果て それはこの空の果て
俺達を包む母体の果て
その場所で全てを悟った
今は自分の大きさが分かる

生き続けること 生き続けること…...
探し続けること… それの他に何もない…

(※くり返し)

太陽に背を向けたまま
ふらふらと歌ったあの日から
忘れることなんてねえ
この世に生まれた俺の意味を


18.砂の旅人

作詞:THE BACK HORN
作曲:THE BACK HORN

途方もなくガレキに座ったまま
熱に浮かされ思いを馳せていた
欲深いほど悟りに近づいてく
物理学者が神の存在に気付く

沈黙が砂漠に染み込んでゆく
昨日まで名もない花が咲き誇った
俺は胸一杯に吸いこんだよ
希望という欲望をもっとくれ

この夜を嘘のように星が照らしてる
国境線を渡る風 俺に何が出来る

月食の夜 神が降り立つという
海を目指しキャラバンに紛れ込む
支配者達は砂の城で眠る
俺はかつての国境に立っていた

悲しくて愛おしい人の跡だった
国境線に陽は落ちて儚さを抱く時
世界中の子供達 抱き締めたくなってる

垂乳根の海か輪廻の墓場か 生きて何を待つ?

国境線に陽は落ちて儚さを抱く時
世界中の子供達 抱き締めたくなってる


19.天気予報

作詞:菅波栄純
作曲:THE BACK HORN

顔を上げて歩いてゆくには
太陽は眩し過ぎる
下を向いて歩いてゆくには
人生は美し過ぎる

絶望はこの雨のようなぬるい水だ
36度5分のユウウツだ
傘も持たずに何処へいくって言うんだ
自分の為に流す涙ほど汚いなんて言ってたくせに

君に別れを告げたあの夜
言葉が足りないのか 言葉じゃ足りないのか
本当は知っていたはずなのに
はずれた天気予報 雨、止みそうもない

※止まない雨は誰のものなの?
止まない雨は誰のものなの?
止まない雨は誰のものなの?
誰か教えて※

軽くだるく歩く奈落の底の様な街で
後悔ばかりして生きてる
運命なんて一人じゃ抱えきれないから
君に愛してるなんて言ったのか

激しくなる雨の音に掻き消される声
ごめんなさい ごめんなさい
何度呟いても君は帰らない

白い息に染まる公園通り
教会の鐘が鳴り響く
幸せになってくれなんて嘘だ
不幸でもいいから傍にいてくれ
はずれた天気予報 雨、止みそうもない

(※くり返し)

ああ天気予報 止まない雨
ああ天気予報 止まない雨
ああ天気予報 止まない雨
ああ天気予報 止まない雨


20.天国への翼

作詞:松田晋二
作曲:THE BACK HORN

果てしなく続いてゆく大空に
掴みかけたあの鳥が逃げて消えてゆく
遥か遠い丘の上寝ころんで
ぼんやりと未来なんて想像していたんだ

降り注ぐ太陽がこの空を燃やしてく
変わりゆく世界の永遠を止めて
風の中を自由に泳ぐ千切れそうな翼
はばたかせて

神様 生きてく意味は何ですか?
天国への階段を一人探していた
流星に願うよちっぽけな僕達が
平等に生きれる幸せな日々を
夢を見ては走り続ける
絡みついた鎖 引きずったまま

世界が呼んでる 「あきらめるな」
今 胸に響いてるよ
風の中を自由に泳ぐ力強い翼を僕にくれ
日々の中を走り続けるこの命が燃え尽き果てるまで


21.針の雨

作詞:松田晋二
作曲:THE BACK HORN

何度も何度も胸をしめつける夜には
貴方の顔がただ浮かんでは消える

心を澄ませば聞こえてくる あのメロディー
夜道を照らすような幸せな歌よ

春の風に吹かれ咲いているよ花が美しくなれという
涙流すことも 疑うこともなく

何度も何度も想い出が廻る夜には
時計の針をただ見つめていたんだ

ひび割れた指に隠された嘘が 滴になって消える
渇ききった日々は涙じゃ潤わない

さよなら ここから一人きり歩いてゆくよ
貴方の優しさがとても辛いから

心を澄ましてももう何も聞こえてこない
狂おしく冷たい雨が降っている


22.ピンクソーダ

作詞:THE BACK HORN
作曲:THE BACK HORN

夜を写す蝶の羽
ネオンが滲んでる
眠らぬ獣たち
愛すべきブタどもに
アジアを感じたり
時に成り下がったり
そんな僕はこの街を愛してる

※ピンクソーダは売り切れた
I love you ハニー心から
イエスタデイ ワンスモア※

巡り巡る太陽
昇るのを待っている
まだ生きているかと
まだ生きているかと
金を抱いて死んでゆく
道の端で寝ころがる
青い魚の群れが死んでゆく

かわいそうだなんて言わないで
I love you ハニー何故なんだい?
お願いだ 泣かないで

(※くり返し)

僕を平等に
君を平等に
こんな世界なんて
爆弾で吹き飛ばしちまえ


23.夜空

作詞:岡峰光舟
作曲:THE BACK HORN

僕らを繋いだ想いが
いつかは儚く世界に消えてくものなら
全てを忘れて 心を失くして
儚い明日に意味など無いのか

ああ 戻らない日々に
逃げるように想い募らせた
ああ 止まらない日々に
逃げるように背中向けていた

僕らを繋いだ想いは
いつでも変わらぬ絆になるさと思ってた
見上げた夜空が静かに見ていた
変わらぬ光が明日もあるのか

ああ 戻れない日々に
逃げるようにこの眼閉じていた
ああ 止まれない日々に
逃げるようにこの眼背けてた

遠く届く 懐かしい言葉
冷めてた心 目醒めてゆく
空が遥か遠くに見えても
また歩けるさここから

僕らを繋いだ絆が
いつかは儚い明日を変えてく気がした
見上げた未来に星達溢れて
失くした想いは心にあるだろう


24.甦る陽

作詞:THE BACK HORN
作曲:THE BACK HORN

悲しい歌を届けている人が
死んでいた日曜の教会 静かな夏の日
俺の恋人泣き止む事を知らぬ
空の青ににじんだ月 かすかに光ってた

※世界の終わりを見に行きたいな
風に願いを絡ませて
世界の終わりを見に行こう※

そこに登ると思い出一つ巡る
旅立ちの日に笑い飛ばしたいだけだろう
ララララ ララララ ララ ラララ…
おどけて歌ったあのレコードどこにいったんだい?

世界の終わりを見に行きたいな
風に願いを絡ませて
世界の終わりを見に行こう

ゆれる坂道 誰のことを思い出す?
枯れ果てて涙 懐かしき花 赤く燃ゆる

(※くり返し)

ゆれる坂道 誰のことを思い出す?
枯れ果てて涙 懐かしき花 赤く燃ゆる

舞い上がれ空 時の風が導くだろう
今は雨我を撃つ いつか又 花燃ゆる頃に


25.楽園

作詞:THE BACK HORN
作曲:THE BACK HORN

海を渡ろう 虹の橋を架け
空に描いたエメラルドの夢

※ああ 絡み合うべトついた身体が
ああ ロマンティック グロテスク
こんな日は※

ライオンになりたい 胸の奥まで喰いちぎる
灼熱に浮かれて 燃える真夏の楽園

夜を切り裂く鮮やかなナイフ
雲の隙間に金の華が咲く

ああ ひとつずつ 散ってゆく花弁
ああ 俺達に残された時間は

遠くで泣いている花火の音は銃声
儚く消えてゆく ここは真夏の楽園

(※くり返し)

ライオンになりたい 胸の奥まで喰いちぎる
灼熱に浮かれて 燃える真夏の幻

真実の愛とか 朝の来ない夜だとか
何処にも無いだろう 一夜限りの落園


26.イカロスの空

作詞:菅波栄純
作曲:THE BACK HORN

ああ空よ 教えてくれ
全てを抱いて生きる強さを

ひらひら舞い落ちる羽根は夢の欠片
手の平握り締め 時は過ぎていった

鳥達が飛んでゆく うわの空 坂の途中
躓いた この腕を支えてくれたあなたがいた

※ああ夢よ 教えてくれ
信じた道を照らす光を
ああ恋よ 教えてくれ
誰かの為に灯す明かりを※

はらはら舞い散った花は恋の終わり
傷つけ逃げ出した 独りよがりのまま

右手には折れた羽根 左手にしおれた花
天秤に掛ける時 震えるほどの弱さを知る

(※くり返し)

ああ空よ 教えてくれ
全てを抱いて生きる強さを
ああ空よ 教えてくれ
俺は今でも自由のままか

(※くり返し)


27.果てしない物語

作詞:山田将司
作曲:THE BACK HORN

少し色褪せた赤い夕焼けと
蒼い情熱を詰めたアルバム

点けた導火線 花火上がらずに
飛んだ蜻蛉が今は遠く

※まだ続くのさ 俺達の果てしない物語
バラバラになった日々を積み上げて
さぁ飛び出せよ 何度でも思い出にならぬように
心から愛せるもの いつの日か掴み取るまで※

鏡映し出す 俺のイメージを
軽く撥ね除けて闇を照らす

みんなその崖を渡る 少しずつ
蒼い情熱を胸に抱いて

ただこぼれてくその涙 途切れない物語
カラカラになった日々を憂うように
上手くいかずに投げ出した 夕焼けの帰り道
心から信じること それだけが大切なのに

一人一人 別の道を歩き いつか
七色の花を咲かせ育んでく 光の中で

(※くり返し)


28.桜雪 Live from マニアックヘブンVol.1

作詞:菅波栄純
作曲:THE BACK HORN

月光がキラキラと舞う こんな夜は
罪の深さだけ深く潜れるという
海に身を投げ眠ろう
そして何もない

クモの糸 垂れた滴 水彩画に
塗り潰され隠された我は闇
優しさなど知らぬが故
誰もいない…

時を止めてくれ ひとすじヒダマリ揺れて
幼き我 空 泳ぐ
時空に風になる

桜雪
笑い顔
赤きポストに積もる
灰色の空の下
どうか届けと願う


29.球根

作詞:吉井和哉
作曲:吉井和哉

髪の毛 手の平 愛の光
夢より まばらな 淋しい熱

許されない 誰にも 喜ばれない
お前が咲くならば僕は穴掘ろう

世界は壊れそうになった
今、流星のような雨の中

身体で身体を強く結びました
夜の叫び生命のスタッカート
土の中で待て命の球根よ
悲しいだけ根を増やせ

この真っ赤な情熱が二人を染めた

死ぬか生きるかそれだけのこと

世界はコナゴナになった
でも希望の水を僕はまいて

身体で身体を強く結びました
永遠の中に生命のスタッカート
土の中で待て命の球根よ
魂にさあ根を増やして
咲け......花


30.世界中に花束を

作詞:THE BACK HORN
作曲:THE BACK HORN

何故だろう 何もないな
あんなに欲しかったのに
あるのは寂しさと霞がかった空だけ

生きるのは簡単なことではないけれど
辛いだけでもないだろう
ひと気のない明け方の街を歩くのが好きだった

世界中に花束を 太陽が昇るその前に
光や笑顔や喜びに隠されてしまうその前に

不思議だな 憧れや夢は
近づけば近づくほど遠ざかってゆくようだ
消えてしまいそうなほどに僕は今無力だ

あの空ではずっと消えない悲しみが
もういいよと嘆いている 軽はずみな言葉はやめて
全ての人におやすみ

世界中に花束を 生まれ変われるその前に
今日だけの悲しみにさよならを告げて手を振るよ

何もかもみんな もともとは一つだっだのか
儚く揺れながら消えてしまうほどに
確かに僕はここにいるから

悲しみにまみれたくないんだよ
まだ夢は叶えたくないんだよ
神様になりたい訳じゃないんだよ
また君に会いたくなるんだよ

今 心の扉を開いてゆくのさ 眠れる孤独を連れたまま
心臓は動くのさ 世界も動いているのさ
誰にも邪魔されることなく

朝と昼と夜と光と影と僕とその間で奏でている
おどけて笑ってよ 忘れはしないだろう
ずっとずっと走り続けてゆく

世界中に花束を 太陽が昇るその前に
光や笑顔や喜びに隠されてしまうその前に

世界中に花束を 生まれ変われるその前に
今日だけの悲しみにさよならを告げて手を振るよ

僕ら何処へ行く
何処へ行ってもまた此処に帰るだろう


31.Naiteiru Hito

The Back Horn
Dou ka anata ga shiawase de arimasu you ni
Dou ka ashita ha shiawase de arimasu you ni

Moshi moshi ore dakedo
Aa genki da yo socchi ha dou da yo?
Ima no shigoto ga tanoshii yo
Utatte mo ni ikasareteru no ga yoku wakaru yo
Sou da ne kyou ha kirei na hoshizora da
Socchi ha sugoi nagareboshi darou
Tsugi ha itsu kao ga mireru no ka na?
Chikai uchi aeru you ni nagareboshi ni norou
Jyaa mata, oyasumi
Karada ni ha ki wo tsukete

Douka anata ga shiawase de arimasu you ni
Douka ashita ha shiawase de arimasu you ni